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2026/07/02

サーバー冗長化(二重化)の再検討と、新たな挑戦

インターネットのサーバー障害で非常に困ってしまうことは、
一般ユーザーの場合、

・メールが届かなくなる、または送信できなくなる
・WEBサイトが開かなくなる
・WEBサイトが更新できなくなる

ということになる。

ところが、WEB上で何かの業務サービス等のサイトを営んでいる場合、
長時間のサーバー障害は、ちょっとやそっと困ったというレベルではなく、
ダメージがケタ違いに大きくなる。

インターネットのサーバーは、
障害ゼロ、つまり稼働率100%というのは、現実的には不可能であるが、
それでもなるべく稼働率100%に近づけるために、さまざまなアイデアや工夫がある。

基本的な手法として「冗長化(じょうちょうか)」というのがあり、
障害にそなえてあらかじめ予備を作って二重化しておく、という考え方である。

当社のサーバーは、安くもなく高くもないフツーなレベルだと思うけど、
今回の大障害を大反省して、トライ&エラーを繰り返しながらも、
絶対に安全で信頼できるサービスを提供していきたい。

当社の強みは、この30年間に築いた、苦難に満ちた実体験、の存在である。
お金をそれほどかけなくても、独自のアイデアでサーバー冗長化を実現する知恵は、十分にある。

実は、過去にも、同じことを考えてやっていたことがあったが、
なぜ今、止めてしまって、また同じ大障害を繰り返してしまったのか?
という反省をしなければならない。

サーバーを二重化して障害を防ぐためには、両方のサーバーの状態が
常に最新状態になっていなければならないと、障害時に役立たない。
簡単なようで、それができていなかったのだ。

お客様も、最初は、障害に備えて、両方のサーバーを最新にしてくれているが、
障害が全くなく何年も安定稼働が続くと、そんなことは忘れてしまう。

当社側も、GMO社の「クラウドVPS」は、もう何年も障害がなく、
安心しきっていたので、肝心の予備サーバーが放ったらかしになっていて
いざという時にあまり役に立たなかった、という失策があった。

古いサーバーのままになっていたので、

・SMTPサーバーが SPFとDKIMに対応できていない
・Let's Encryptの更新ができないのでSSL接続ができない

等の問題が露呈した。
これらがきちんと機能していれば、予備サーバーとしてきちんと機能していたはず、である

なので今回、暫定対応できたのは、

・メール転送機能
・障害のお知らせ(お詫び)ページの掲載(ただしSSL無し)

だけだった。

ということで、今回は、きちんと代替えできる予備サーバーを整備して、
本当の二重化に挑戦しようと思う。

技術的な話をすると、
メールサーバーについては、DNSのMXレコードを2つ入れておけば二重化ができるが、
WWWサーバーについては、少し工夫が必要になる。
DNSにAレコードまたはCNレコードを2つ入れておくと
ラウンドロビン(交互に接続)になってしまうので、それはうまくない。

今回契約した ClouDNS というDNSサーバーを使うと、
IPフェイルオーバーという機能で、障害時に切り替えることができるらしい。

無停止を希望するお客様には、これを選択できるようにすればよいが、
その代わり、2つのサーバーの内容を最新に保つ運用が必要になる。
障害時は暫定ページを表示されればよい、というお客様もいると思う。

とにかく、メールとWEBがなんとかして二重化できていれば、
サーバー障害が起きてもそれほど困らないので、
ワクワクするようなサービスを安心して使えるはず、である。

この独自性のある仕組みを、これからの標準装備としようと思う。


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